万次郎の役割はいっそう大きく
そうした万次郎らの操船によって、咸臨丸は37日間の航海を経て、無事サンフランシスコに入港しました。一方、小栗らを乗せたポーハタン号は、ハワイを経由したため、咸臨丸よりも12日後に到着しています。
万次郎は、アメリカでは通訳として働き、また復路の航海では、ブルック大尉らとすでに別れていたため、万次郎の役割はいっそう大きなものとなりました。
帰路はおおむね好天に恵まれ、ハワイ航路をとってホノルルに入港します。万次郎は、10年前の帰国準備の時期、世話になった人々と再会しています。
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