飲み会の誘いをスッパリ断るにはどうしたらいいか。マナー講師の諏内えみさんは「『角を立てたくない』と、曖昧に返事をしたり、謝ったりする人がいるが、どちらも逆効果。“断り方”はテクニックだ。まずは基本の4ステップをおさえるところから始めてほしい」という――。

※本稿は、諏内えみ『大人がしている気くばりのある話し方』(明日香出版)の一部を再編集したものです。

曖昧な断り方ほど相手を傷つける

「その日はちょっと……」。

ショックを受ける女性
写真=iStock.com/Jacob Wackerhausen
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この言葉、お誘いを受けたときに思わず口にしていませんか。

断りづらい。相手を傷つけたくない。角を立てたくない。だからこそ、言葉を濁してしまう、その気持ちはお察しいたします。しかし、これらは一見、優しさや気づかいのように思えますが、実は逆効果として受け取られる台詞なのです。

気まずそうに「ちょっと……」と言われた側は、「行きたくなさそう」「断りづらくて困っている」「迷惑そう」と受け取ります。

明確な理由が伝えられていない分、このようにネガティブな想像が広がってしまいます。曖昧な返事にするほど相手は不安に感じてしまうものです。

大人が断る場面で必要なのは、言葉を濁して「行かれない旨」を察してもらうことではなく、社交として次の1〜4の「型」で伝えることです。

最高の断り方4つのステップ

1.まず感謝
「お声がけありがとうございます」「誘っていただいて嬉しいです」
2.理由
「その日は動かせない予定が入っておりまして」「会議と重なってしまいます」「出張中で不在にしております」
3.残念
「非常に残念です」「せっかくお誘いくださったのにガッカリです」
4.次回に繋げる言葉
「ぜひまた誘ってください」「次回もお声かけいただけると嬉しいです」

さて、ここで何か足りないのでは? と思った方はいらっしゃいませんか?

そう、「ごめんなさい」「申し訳ありません」「すみません」といったお詫びの言葉です。通常のお誘いの場合でしたら、私はこれらは不要と考えます。

軽いお誘いであればあるほど、「ごめんなさい。申し訳ないのです。せっかく誘ってくれたのに本当にすみません」と謝られると、断わられて、なんだか惨めで哀れな状況に仕立て上げられたように感じさせることもあるので多用は控えましょう。

マナー講師が教える「最高の断り方」…「謝罪」以外に伝えるべき“4つのこと”
※編集部がGeminiで作成