粗食は、うつ病の天敵

書影
和田秀樹『60歳からの 世にも愉しい「ひとり時間」の過ごし方』(永岡書店)

「栄養のある食事」に関しては、特にタンパク質を意識してください。セロトニンの材料はトリプトファンというアミノ酸ですから、タンパク質の摂取が重要なのです。私がよく目にしたのは、「夏場にあっさりした麺類ばかり食べた結果、うつ病を発症した」というケースです。

粗食は、うつ病の天敵なのです。

なお、認知症とうつ病の症状は、見分けがつきにくい面があります。見極めのポイントは、食事と睡眠です。

●睡眠:「夜中に何度も目を覚ます」
●食事:「何を食べてもおいしくない」「食が細くなった」

といったことが両方同時に見られるようなら、うつ病の可能性があります。その場合はためらわず、精神科などで専門医に診てもらってください。

(初公開日:2026年9月5日)

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