知名度のあるなしは関係ない

私の出身地も、知名度は低いほうなのですが、いつも次のようなやりとりをします。みなさんが出身地の話をするときに、なんて返したらよいのだろう? と思う部分とリンクすると思いますので、参考にしてみてください。

私「千葉県の、南房総市出身です」

パターン① 有名な○○の近く

A 「南房総、聞いたことある! 館山とか、鴨川ですか?」
私 「館山や鴨川をご存じなんですね! 嬉しいです。南房総市は館山と鴨川の隣の市ですよ」


パターン② 有名なもの+体験

A 「ミナミボウソウ……聞いたことがないなあ」
私 「千葉の一番下の地域です。とても田舎です。
鴨川シーワールドって水族館、聞いたことありますか?」
A 「あるある! 昔行ったよ」
私 「高校時代、シャチショーの場所でカッパを売るバイトをしていたんですよ。毎日シャチを見ていました」
※ 「ある有名人の出身地で、学校にサインが飾ってあった」「ある食べ物が有名で、よく給食に出た」などもよいでしょう。
パターン③ 抱かれるイメージとのギャップを使う

A 「千葉ですか! それは都会でうらやましいです」
私 「そういうイメージがありますよね。私の生まれたところは東京からとても遠くて、ヤシの木と魚はたくさんいるんですが、人は全然いないんですよ」

こんなふうに、補足や自身の体験を一緒にお伝えすれば、相手も興味を持ってくれます。相手が興味を持ってくれたら、ぜひ相手にも同じように生まれた場所について聞いてみましょう。

居住地は個人情報にもなるので、相手にいきなり聞かないようにだけ気をつけましょう。自分から住んでいる地域や沿線を伝えてみるのはよいことです。出身地についてはぜひ相手に聞いて、自分でもお話をしてみましょう。

次に、初対面の人ともグッと距離が縮まるネタをご紹介します。

「相手の名前」はエピソードの宝庫

相手とはじめてお会いし、そこで談笑の機会があるのであれば、絶対に話題にしてほしいこと……。それは、相手の名前について話をすることです。

初対面でグッと相手との距離を縮められる人は、相手の名前を聞いたらスルーはしません。名前というのは、その人のアイデンティティや人生の塊だからです。

名刺交換をするとき、お互いに名前を名乗ってそのまま終わってしまっていませんか?

そうだとすると、相手の名前は覚えられません。相手が名前を教えてくださったら、相手の名前を反芻しながら、その特徴や感想を相手に伝えてみましょう。

「この字は、少し見慣れない漢字ですね」
「私の地元は石川県なのですが、お名前の苗字の同級生がいましたよ」

人の名前というのは、その人の生まれた時からのエピソードがとてもたくさん詰まっています。相手の名前が珍しければ、もちろん珍しいなりに名前が覚えられやすいという話や、その名前の由来などについてのエピソードでも盛り上がるでしょう。

たとえありきたりな名前であったとしても、人にはそれなりのエピソードがあるものです。名前について上からコメントをするというよりも、自分で覚えるためにその印象を伝えるというイメージがいいでしょう。

名刺交換する人
写真=iStock.com/mapo
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