初対面の人とも自然に話に花を咲かせるにはどうすればいいのか。スピーチで日本一にも輝いた実績を持つ伝え方専門家の水嶋恵利那さんは「出身地ネタは鉄板トークだが、聞かれて都道府県名だけ答えるのは不十分。私なら『もう一言』を加える」という――。

※本稿は、水嶋恵利那『談笑力』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

笑顔で話をする女性
写真=iStock.com/maroke
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初対面の人とは食べ物や出身地の話がいい

初対面の人との会話では、どんなことを話せばいいのでしょうか。

もちろん決まったものはありませんが、おすすめの話題を紹介しましょう。

まずは、談笑上手が実践している基本の話題とポイントをお伝えします。

食べ物の話題

まずは、食べ物をテーマにした話です。食べることそのものが大嫌いという人はほとんどいないでしょうから、おいしい食べ物情報のシェアはとてもいいネタになります。おいしいお店やカフェでもいいですし、身近なコンビニやスーパーのおいしいもの情報をシェアしてみるのもいいでしょう。

出身地や場所の、自分だけのエピソード

2つ目は出身地や居住地、場所や土地に関する話です。

相手が知っていても、いなくても話すことができますし、自分のゆかりのある土地に相手もゆかりがある、なんていうことも珍しくありません。そのエピソードだけでも、十分話に花が咲くことでしょう。

また、初対面の人というのは、なんとなく自分から遠い存在のように感じる傾向があります。出身地のことを話すことで、育ちや子どもの頃のことまで、人は無意識に想像して身近に思ってくれるものです。

都道府県で終わらず、市区名まで伝える

この話題を話したことがある人は多いでしょうが、談笑を加速させるための一段上のコツがありますので、さっそく実践していきましょう。

まず「出身地をなんと言うか問題」に終止符を打ちましょう。ルールは2つ。

① 市や区まで伝える
○:東京都の板橋区です
△:東京です

市や区まで伝えると、相手がより具体的にイメージしてくれます。

② 嘘はつかずに、補足で伝える
○:兵庫県の明石市出身です
×:神戸出身(本当は神戸の近隣出身)です

「神奈川県民は横浜出身と名乗る人が多いらしい」というような、つい出身地の近くの有名な都市出身だと言ってしまうという方、じつは割と多いです。

本当にそこ出身に思われたいのであれば仕方がないですが、「出身地の知名度が低くて伝わらないから」「説明がめんどくさい」といったことが理由だとしたら、やめましょう。

「座間市出身です、横浜市の隣の隣の市で、阿波踊りが有名です」と事実をお伝えしたほうが、後の話が盛り上がります。