台所を幸せな場所にする方法
わたしは、電子レンジを持っていません。冷凍食品をチン、という暮らし方は、わたしにはちょっと味気ないのね。ガスコンロでちょこっと温め直して、フライパンを洗って。そんな原始的な暮らし方を、今も続けているの。
都会暮らしでも、ワンプレートのごはんと、小さなお味噌汁のお椀があれば、それで十分。そう思えると、台所も幸せな場所になります。
「外に出る頻度はどれくらい?」と聞かれれば、「コンビニに行こうと思えばすぐそこだし、お日さまも風もあるから、毎日ちょこちょこ出ています」と答えます。
運転はしないけれど、そのぶん、「ひとりの時間」に自分の足で歩いて行く。並木道を選んで歩いてみたり、ふと立ち止まって、「あら、この木、去年より背が伸びたわね」なんて眺めてみたりしてね。
ふつうのものを、ふつうに味わう
人から、「健康ノートを書いたほうがいいですか」と聞かれることもあるけれど、わたしだったら、「ピーナッツとおせんべい」とか書き込みたくなるわね。
大事なのは、「あるものを、おいしい、おいしい」と感謝して食べること。それがいちばんの栄養だと思っています。
生もののお刺身はあまり食べないわね。代わりに、炙ったお魚にしたり、煮物をざっくり切って、器にどんと盛る。そんな素朴なおかずが好きなんです。飲み物も、特別なハーブティーじゃなくて十分。お茶、コーヒー、紅茶、日本茶。ふつうのものを、ふつうに味わう。
「孤独のグルメ」という番組で、すっきりした顔のおじさんが、次から次へとおいしそうに食べているでしょう?
あれを見て、誰かが「どうしてあんなに食べるのに太らないんですか?」と聞いていました。すると、「それは意識です。意識の力です」と答えていたわ。
「食べたから太る」と決めつけると、その通りになってしまうのね。でも、「おいしく食べて、ちゃんと動くから大丈夫」と思っていれば、体は意外と素直についてきてくれるみたい。わたしはそう信じているわ。

