著者が言いたいことは本書の書名に凝縮されていると思う。しかし、実際に読み始めてから、私はサブタイトルを「繁栄する米国、消える中国などの新興国の夢」としてもおかしくはないと感じた。国際政治や外交とも絡んでくる内容であり、その重みを考えると、最後まで目を通さないではいられなかった。
たとえば、先端技術の集積と充実したパイプライン網などのインフラをもつ米国はシェール革命によってエネルギーの自給自足を可能にしたばかりではなく、新たな産業基盤も創出できた。そのため、海外に出ていた製造業がどんどん国内に回帰する現象が起こっているという。
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