「健康感」も引退した人のほうが高い
さらに私たちは、引退が心疾患以外の健康に与える影響も調べています(※注2)。
その結果、引退した人は働き続けている人と比べて、
・認知機能が高い(記憶力が良い)
・身体機能が維持されている
・主観的な健康感が高い
・運動不足の人が少ない
・身体機能が維持されている
・主観的な健康感が高い
・運動不足の人が少ない
ということもわかりました。一般的に信じられているのとは正反対に、引退したほうが老け込まない、つまり引退は健康に良いのです。
なお、引退が健康に与える影響が国によって異なるか検証したところ、大きな違いはありませんでした。引退が健康に良いという結果は、日本を含め、どの国でも同じように当てはまると言えそうです。
(※注2)Sato, K., & Noguchi, H. (2026). Heterogeneous associations of retirement with health and behaviors: A longitudinal study in 35 countries. American Journal of Epidemiology, 195(3), 644-652.
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