自分は何に「快」「好き」を感じるか
ここで主観的幸福とは何かを考えてみましょう。「収入がいい」「出世した」「子どもが有名校に合格」……。これらは世間的に見れば幸福そうに見えます。しかし、出世後のプレッシャーやストレスでため息をつく毎日は、幸福でしょうか。子どもとの会話がない家庭は、果たして幸福でしょうか。
満たされているはずなのに、幸せでないと感じているならば、それは幸福とはいえません。まずは、自分にとっての幸せが何か、世間の目にまどわされずに考えてみてください。
主観的幸福は、自分の「快・好き」に反応します。まずは、自分がどんなことで「快」「好き」を感じるか、改めて考えてみましょう。
自分を幸せにしてくれるものがわかれば、あとはそれに向かって積極的に行動するのみ。「幸せになりたい」という自分自身の心の声に正直になりましょう。
「中年の壁」を乗り越える方法
キャリアの先が見えてしまい、仕事の目的を失ってしまうのも、ミッドライフクライシスにありがちな悩み。何のために働いているのかという虚無感に襲われます。
しかし、社会という視点で自分の仕事の目的を見直してみると、自分のしていること、してきたことが、必ず人や社会の役に立っていることを確認できるはずです。また、仕事をすることによって、自分自身も成長します。続けてきたことで、知らなかったことを学び、できなかったことができるようになったこともあるはずです。そう考えると、これまでの仕事も、自分の人生においてプラスだったと捉えられるのではないでしょうか。
また、境遇は捉え方次第で変えることができます。今、自分が置かれているポジションにやりがいや価値が見出せないのなら、「自分にとって楽しめることはないか」「どんな特技を活かせるか」などと考えてみるのです。
主観的幸福を高めれば、このプラスの捉え方が自然とできるようになります。過去も未来もすべて幸せに変換することできるのです。

