定年後こそ「オタク趣味」の友人を
リタイアしてからの人間関係のよいところは、勤め人の頃ならつきあうチャンスがなかったような人とも、つきあえる可能性があることです。
例えば、鉄道おたく(鉄ちゃん・鉄子)とか歴史おたく(歴オタ・歴女)などの、おたく的な趣味の友人は、定年してからのほうが見つけやすいと思います。
職場では、「ヘンなやつだ」と思われたくないので、誰にも話さずにいた趣味も、仕事を離れたら普通に話せるようになります。
今はSNSの時代ですから、同じ趣味の人も見つけやすくなっています。つきあいたい人がいるなら、ダイレクトメールをしてみればよいのです。
そして、メールのやりとりで気が合うことがわかったら、オフラインでも会ってみたらどうでしょうか。
年をとればとるほど、おたく的な趣味はやりやすくなります。会社勤めをしていた頃と異なるのは、趣味に費やせる時間がいくらでもあるということです。
全国の鉄道すべてに乗ってみたいという夢があっても、仕事をしながらだとなかなか時間がつくれません。
でもリタイアした今なら、数年で実現できるでしょう。好きな趣味の追求に、時間が豊富にあるという最大の強みを使わない手はありませんよね。
高齢者の恋愛を勧めるワケ
実際、私の経験からも、のめり込むことができる趣味を持っている高齢者のほうがイキイキしていますし、新しい友人と出会うチャンスにも恵まれるような印象があります。
もちろん、「新しい友人は絶対に必要」というわけではありません。気が合う人がいないなら、無理に友人をつくる必要はないのです。
友人がいなくても、趣味を続けることは楽しいはずです。それを追求していけば、やがて趣味仲間の集まりに参加することもあるでしょう。そんな集まりのなかで、自然に友人ができることもあるものです。「友人をつくらなければならない」という強迫観念は捨ててください。
現代はSNSで友人を見つけられるといいましたが、恋人もマッチングアプリなどで見つけられる時代になりました。
高齢者の恋愛というと、顔をしかめる人がいますが、私は高齢者こそ恋愛をすべきだと主張しています。
恋愛は男性も女性も、男性ホルモンを増加させます。恋愛は男性ホルモンを増やすにはうってつけの人づきあいなのです。
もちろん、恋愛に興味にない人は、無理に恋人を見つける必要はありません。しかし、少しでも恋人をつくりたいという欲求があるのなら、マッチングアプリなどで相手を見つけるのもよいと思います。

