一人暮らしは認知症予防に最適

老後の一人暮らしは、認知症予防に最適な方法といえます。80歳になって、身のまわりのことをできるだけ自分でやろうと思ったら、体と頭を使う必要があるからです。

独居の人は、その日の体調や天候などを考慮して、「今日は仏壇を掃除して、洗濯は明日にしよう」、できなくなったことは、「2日後にヘルパーさんが来るから、服のボタンを買ってきて付け替えてもらおう」などと、日々あれこれ考えながら暮らしています。

80代以降は認知症の発症率が急上昇しますが、毎日のように頭も体も使っていれば、認知症の発症を遅らせることができるでしょう。また、私は認知症の患者さんを数多く診てきましたが、独居の人ほど認知症の症状は進みにくいと実感しています。