いつもご機嫌で過ごすことには、仕事や人間関係の質の向上など、いくつものメリットがある。さらには、ある方法を実践することで、ご機嫌状態をつくり出すこともできる。
【PART1】なぜ「ご機嫌」な人はすべてがうまくいくのか

心の状態が行動の「質」を左右する

機嫌とは、日本人固有の心のあり方を表す言葉です。前に「ご」を付ければ、ご機嫌。楽しかったり、ワクワクしていたり、リラックスしていたりするときの心の状態です。前に「不」が付くと不機嫌になり、苦しかったり、イライラしていたり、落ち込んでいたりするときの心情を示します。

機嫌とは、心の状態なので目には見えません。そのせいか多くの人が、心のあり方には無関心です。しかし仕事もプライベートも人の営みですから、心を抜きには何も語れません。

私がメンタルトレーニングをしているトップアスリートたちは、体を鍛えるトレーニングと同じくらい心のあり方に注意を払っています。彼らは、心のあり方がパフォーマンスに大きな影響を与えることを、体感や経験として知っているからです。

(構成=山川 徹)