老後生活は余裕と思っていたのに…

首、腰、足首に痛みが出たときも整形外科クリニックには行かず、市販の塗り薬で我慢。

増田明利『今日、年金暮らしになった』(彩図社)
増田明利『今日、年金暮らしになった』(彩図社)

「老眼鏡の度が合わなくなって眼鏡屋さんに行ったら、安いものでも1万円は必要だった。なのでディスカウント店で既製品のシニアグラスを2980円で買って使っている。新聞が読めればいいんだから」

かつては贅沢する必要はないけど、あまりケチくさい真似はしたくないと思っていた。だが、今はなるべくお金を使わないようにという考え方に変わっている。

「5年前は今のような状態になるなんて想像していなかった。そこそこ余裕があるから旅行したり趣味を楽しもうと悠長に構えていたんですがね……。それが相次いで病気になったら蓄えはどんどん減っていくし、この先もどれだけ医療費が必要になるか分からない。本当に不安ですよ」

もしもこの先、奥さんが施設に入らなければならなくなったら、さらにお金が必要になる。老後破産の危険すら感じている。

モダンな病院の廊下
写真=iStock.com/ismagilov
※写真はイメージです
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