「死にきれず、生きてもいない」新首都

ヌサンタラに対する民間投資の停滞も深刻だ。インドネシア政府はもともと建設費の80%を民間資本で賄うと公言していたが、香港英字紙のサウスチャイナ・モーニングポストによると、2024年1月時点の累計投資額は30億ドル(約4890億円)と、総事業費の10分の1にとどまった。

こうした資金難に加え、プラボウォ氏の行動にも消極姿勢がにじむ。

大統領として初めて建設地を訪れたのは今年1月で、就任から1年以上が経ってからだったとNPRは報じた。ガーディアンによると、新首都建設を監督するヌサンタラ首都庁の長官と副長官は、2024年に辞任している。