アカデミー賞への道は閉ざされた

ケネディが大統領に就任するころ、マリリンには大きな2つの事件があった。アーサー・ミラーとの正式な離婚が決まったことと、マリリンがアカデミー賞を狙った「荒馬と女」が公開されたことだ。

アーサー・ミラー
マリリンの3人目の夫・劇作家アーサー・ミラー(写真=米国国務省/Public domain/Wikimedia Commons

「荒馬と女」の評価は散々だった。

「ジョン・ヒューストンが新作を撮った。ゲーブルが主役を務めた。それだけだ」
「彼女の感情表現が乏しい。不幸にも、この映画は、そんな彼女を永遠と見続けなければならない」
「ゲーブルは素晴らしいが、作品は最低だ」