当社に、どのように貢献していただけますか?
面接官が知りたいのはココ!
当社でも再現できる根拠は?
カッコいいばかりで根拠の乏しい話は不要
当社でも再現できる根拠は?
カッコいいばかりで根拠の乏しい話は不要
では具体的な質問と回答法について解説していきましょう。まず前提として、大企業で成果を出し続けてきた45歳の方(営業マネージャー)が、今回の候補者だとします。
×NG!
「前職では20年間営業一筋で、部長として50人の部下を率い、目標達成率は10年連続110%を超えていました。私には長年培った『鋭い営業感覚』と『幅広い人脈』があります。御社でもこれらのスキルと持ち前のバイタリティーを活かして発展に貢献します」
「前職では20年間営業一筋で、部長として50人の部下を率い、目標達成率は10年連続110%を超えていました。私には長年培った『鋭い営業感覚』と『幅広い人脈』があります。御社でもこれらのスキルと持ち前のバイタリティーを活かして発展に貢献します」
と、回答したとしましょう。立派に見えるものの、既述ゆえお分かりだと思いますが、「その実績、前の会社のブランドや販路があったからでは? うちのような名もない中小企業で、そのスキルとやらは通用するの?」が、面接官の本音。
一方、AIなら次のようなカッコいい回答案を出してきます。
△イマイチ
「私の強みは、営業プロセスを『誰でも勝てるしくみ』に分解・再現できることです。前職では過去5年分の失注データをAIで解析し、成約率を20%向上させる『営業標準化メソッド』を構築しました。御社でも、まずは私の経験を押し付けるのではなく、現在の商談データを分析し、御社の環境に最適化した『勝利の方程式』を3カ月以内に再構築します。私の実績は、この分析としくみ化のプロセスに紐づいています」
「私の強みは、営業プロセスを『誰でも勝てるしくみ』に分解・再現できることです。前職では過去5年分の失注データをAIで解析し、成約率を20%向上させる『営業標準化メソッド』を構築しました。御社でも、まずは私の経験を押し付けるのではなく、現在の商談データを分析し、御社の環境に最適化した『勝利の方程式』を3カ月以内に再構築します。私の実績は、この分析としくみ化のプロセスに紐づいています」
満点に見えるかもしれませんが、「カッコいいけど、20%向上の根拠は?」、「当社の仕事に、まだ着手すらしていないのに、3カ月以内なんて断言して大丈夫?」が、面接官の本音です。
とはいえ、活かせる点もあります。定量的な表現をうまく用いていること、他社でも通用する「標準化・しくみ化」を軸にPRしていることです。
しかし、やはりカッコよすぎて、自分の言葉で語っているようには思えませんね。
次のように、もう少し平易な言葉で具体的かつ詳細に説明すると、より良くなるでしょう。
○OK!
「私は前職で、どこに失注の原因があるのか、営業プロセスを綿密に分析し、改善・改良していくやり方で成果を残してきました。
課長昇進と共に部下を持ってからは、若手でも成果が出る営業プロセスの標準化・しくみ化にウェイトを置き、同伴営業で精度を高めていきました。押しつけではなく若手の意見も傾聴してやり方を練り、前年度比で成約率を20%向上させることができました。
このスキルは営業社員育成という御社の課題解決に貢献できると自負しております」


