腎機能維持に試したいソーセージの調理法
ソーセージのシンプルな食べ方は、大きく分けて焼くかゆでるか。焼くと皮がパリッとして香ばしく、ゆでるとふっくらしてジューシーになる。どちらを選ぶかは好みだが、腎臓の健康を考えると、軍配が上がるのはゆでる調理法だ。
一般的な製造方法のソーセージには、リン酸塩が添加されており、相当な量の無機リンが含まれている。ゆでると、その一部がお湯の中に溶け出すので、体内に摂り込む量を減らすことができるのだ。
ソーセージのゆで方や時間を変えて、リンが失われる量を調べた実験がある。それによると、丸のまま3分間ゆでると9%、10分間ゆでると18.7%が溶け出した。
また、縦半分に切ってからゆでた場合、3分間で21%も減った。うま味も少々なくなるが、腎臓の検査数値が気になるのなら、試す価値は十分ある。
血液サラサラ効果のある「ちくわの問題点」
魚のすり身を原料とするかまぼこや魚肉ソーセージ、揚げ物、ちくわ、はんぺんなどの練り物。オメガ3系多価不飽和脂肪酸の「EPA(エイコサペンタエン酸)」と「DHA(ドコサヘキサエン酸)」が含まれ、食べると血液をサラサラにする効果などが期待できる。
とても体にいい食品のように思えるが、残念ながら問題点もある。食感を良くするために、添加物として無機リンが使われていることがあるのだ。
このため、練り物を食べるときも、やはり下ゆでをして食べたほうがいいだろう。また、煮物やおでんなどにした場合、煮汁やだしにリンが溶け出しているので、飲まないほうが無難だ。
腎臓の具合が気になるのなら、食べる回数を減らすのも重要で、毎日のように食卓に出すのはやめておこう。

