難攻不落の稲葉山城

半兵衛は戦にかけては実に沈着冷静な謀略を実行に移せる知勇兼備の知将であった。彼を一躍有名にしたのが、稲葉山城(岐阜城)乗っとりである。

稲葉山城は、織田信長も、その父の信秀も何度も攻めたが落とせなかった難攻不落の城である。なぜそんなに難しいのかと思い私は稲葉山城に登ったことがある。

現在は金華山ロープウェイで山頂付近にまで行けるため楽だが、戦国時代に徒歩で攻め登ろうとすると大変だったろうと思う。標高329メートルだが、徒歩で登ると普通の人で大体1時間ぐらいかかる。1567年(永禄十年)9月に、織田信長がようやく美濃を攻略し、この美濃国井ノ口を岐阜と改めるまでは、この城は稲葉山城と呼ばれた。