激しい運動はかえって老化を促進させる

この年代の平均は3500〜4000歩ですから、約2倍。その日々のウォーキング習慣が、脳の老廃物をきれいにする力を保っていたのです。

「運動は、脳のバリア能力を上げ、なおかつ機能も鍛えることのできる最良の手段の1つ」ということは、おわかりいただけたと思います。ですが、いくら運動が健康によいからといって、これまでほとんど運動をしてこなかった人が、いきなりフルマラソンを走るような、急な激しい運動をするのはよくありません。

夕暮れ時の公園を走る運動選手
写真=iStock.com/LeonidKos
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筋力も心肺機能も衰えている状態でハードな運動をすると、捻挫や肉離れなどのケガにつながりやすく、心臓にも負荷がかかります。ぎっくり腰や転倒して骨折というケースも珍しくありませんし、血栓ができて心臓病のリスクが上昇することもあります。また、激しい運動をすると呼吸量が急増して、体内で大量の活性酸素が発生します。