「ハケンの品格」のようにはいかない
1985年に制度化された派遣労働は、自分の専門性を生かして、会社を変えながら自由に働くことができるとされていた。
たとえば、2007年放送のテレビドラマ「ハケンの品格」では、特Aランクの派遣社員・大前春子は派遣でありながら、正社員以上の専門スキルと仕事の速さを持ち、定時になれば一切の未練なく帰る。一方、正社員たちは長時間労働や社内政治に縛られ、不満と疲労を抱えているというストーリーだ。
あるいは、凄腕の外科医・大門未知子が利権や権威にまみれた病院の都合を無視して渡り歩く「ドクターX」も、会社人間的な医師へのアンチテーゼが大うけした(厳密には派遣ではなくフリーランスだが、派遣のように扱われている)。
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