院内が清潔で、スタッフ間の関係が良好

ホームページの写真を見て、きれいで雰囲気のよさそうな病院だと思っても、実際に行ってみると壁の汚れや椅子の破れが放置されていたり、スタッフが無愛想だったり、医者が看護師を叱責する声が聞こえてきたり……そんな、眉をひそめるような経験をしたことはありませんか? どんな組織でも、トップの考え方や人となりが、部下の様子や職場の空気に表れやすいものです。

たとえば、大病院の理事長や院長が金儲け主義なら、現場の医者はワクチン接種や過剰な検査をすすめるようになるし、地域密着型ならスタッフに笑顔や親しみやすい対応を教育したり、敷地内に誰もが自由に出入りできる緑地帯を造成したりするかもしれません。

黒い背景に両手を広げて立つ医師
写真=iStock.com/kuppa_rock
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小さなクリニックの雰囲気=医者の考え

ひとりの医者が開業し、院長として君臨しているクリニックになると、その傾向がより顕著です。

スタッフが患者にぞんざいな態度をとったり目も合わせなかったりするなら、院長がそれを許しているか、そもそも配慮する気がないということ。あるいは、院長が高圧的だったりお給料をケチっているために、スタッフがクリニックに愛着を持てていない可能性もあります。

待合室やトイレに清潔感がないなら、体調を悪くして来院している患者に少しでも気持ちよく過ごしてもらおうという発想がないのでしょう。

そんな医者は、患者に対して平気で横柄な態度をとってくるかもしれません。「やせなさい」「降圧剤を飲みなさい」などと命令口調だったり、「数値が上がっている。やる気があるのか」と怒ったり。

もちろん、椅子の破れひとつで医者の人柄が悪いと決めつけることはできません。けれど、いろいろな要素から怪しいと思えるなら、診察の際に「その薬のデメリットは何ですか」「ラーメンだけはやめられないのですが」などと聞いてみてください。その返答に誠意が感じられなければ、そのクリニックはやめたほうがいいでしょう。