先輩や上司の考えを聞きたいは半数以下

そもそも本音で話す以前に、「先輩や上司の考えを聞きたいか」という問いに対しても、Z世代における「そう思う」あるいは「どちらかといえばそう思う」の合計割合は、わずか43.8%だ。

僕なんかは、お酒の場なんだから考えくらい聞いてあげようよ、と思うが、その考えに同意する若手は残念ながら半数に満たないというのが現実だ。しかし、ちょっと待てよ。

この調査のいいところは、Z世代の直上であるミレニアル世代にも同じ質問をしているところだ。その結果は、すでに図表からおわかりの通り、「飲み会の場で先輩や上司の考えを聞きたいか」という問いに対し、YESと回答したのはZ世代よりさらに少ない37.2%しかいない。なんとZ世代を上回る「上司拒絶」が見られるではないか。

上司たちとの飲み会自体が好きではない

続いて図表2を見てほしい。これまた単刀直入な問い「先輩や上司との飲み会は好きか」に対する回答結果だ。

もはや解説の必要もないレベルだ。YESと答えたのはZ世代においてわずか20.6%に過ぎない。「全くそう思わない」、すなわち「上司たちとの飲み会は嫌い」と答えたのはZ世代、ミレニアル世代ともにおよそ半数に達する。

この本が出版されたあと、もしかしたら先輩や上司が後輩たちを飲みに誘う回数は激減するかもしれない……。そんなことまで想像させてしまう衝撃的なデータだ(そして、大手酒造メーカーにもかかわらず、そんなデータを公表した沢の鶴様に最上級の敬意を表します)。

しかし、若手育成中の上司や先輩の皆さん。落ち込むことなかれ。どうやらあなたたちだけが嫌われているわけではなさそうだ。