リークを基にした報道には要注意
また、匿名情報に依拠した報道には、政治的意図を帯びたリークの可能性が常に存在する。そのため、こうしたリークは、首相の意に反する人物が解任される際の牽制や、大義名分づくりとして利用される可能性があるという点を踏まえるべきだ。組織論や軍事情報に関する知識があれば鵜呑みにするのは危険だという勘が働くことになる。実際、上述の報道は、首相本人によって否定されたが、このようなリークを基にした情報には注意が必要だ。
では、玉石混交の情報が入り乱れる中で、どのような情報を信じればいいのか。
まず、国際情勢を読み解く場合、米国のオープンソース情報から分析を組み立てる姿勢が重要である。日本の識者はイランや欧州の情報を真に受けて論評する人が少なくない。だが、最強の軍事力、最大の経済力を持つ米国の情報から分析作業を開始することが世界では当たり前だ。
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