夢のタワマン生活と厳しい住み心地の現実

富裕層のなかでも、開業医や自営業者、IT関連や不動産関係者などが多く、立地などにもよるが、購入目的は、セカンドハウスや投資用と自宅用が半々のイメージだったりする。もっとも、全国に広がる全てのタワマンが1億円以上の価格で、富裕層が所有を独占しているワケではない。

豪華さや値段の高さが話題になりがちだが、実際のタワマン物件は価格も設備も様々だ。総戸数が多く賃貸物件もあるため、中古市場でも多くの物件が売買されている。ペントハウスなどを除けば、首都圏近郊や地方の物件に加え、都心部や湾岸部の中古物件などでは、1億円未満の物件も数多く存在している。

こうしたタワマン物件では、本書で想定するような富裕層ではなく、大企業や外資系企業のサラリーマン層や、世帯年収1500万円以上のパワーカップルや共働き世帯、土地持ち貯蓄持ちのシニア層なども多い。