「台湾有事は日本有事」は誇張ではない

自衛隊が直接戦闘に参加しなくても、米軍への燃料補給、負傷者の治療、物資の輸送などで協力することになります。これは日本が事実上、戦争に参加することを意味します。安倍晋三元首相をはじめ日本政府の要人が「台湾有事は日本有事だ」と述べてきたのは、誇張ではありません。至近距離にある台湾で起きることは、直接的に日本に影響します。

小川和久『13歳からの戦争学』(アスコム)
小川和久『13歳からの戦争学』(アスコム)

このように、日本は台湾の平和と安定に深い関心を持っているのです。そして中国に対して、武力による現状変更は認められないというメッセージを送り続けています。

同時に、日本自身もこの事態に備える必要があります。自衛隊の能力強化、米軍との連携強化、そして国民への情報提供と準備。これらはすべて台湾有事に備えるための取り組みでもあります。

台湾問題はもはや「台湾の問題」ではなく、「日本の問題」なのです。

夕焼けを背景にしたミサイル発射台
写真=iStock.com/1389361591
※写真はイメージです
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