2歳児の2人に1人がネット利用者

この司法判断は、日本の子ども達も決して他人事ではない。

こども家庭庁の「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果」(令和8年2月)によると、子どものインターネット利用率は2歳で半数を超え、5歳で8割となる。スマホの利用開始が低年齢化しているだけでなく、中古のスマホや共用のタブレット、学校貸与端末などを自由に利用しているのだ。

0〜9歳の低年齢の子どもの利用内容は、「動画視聴」(93.4%)、「ゲーム」(61.4%)、「勉強・習い事」(34.0%)。1日あたりの平均利用時間は約2時間18分だが、「4時間以上5時間未満」も7.5%、「5時間以上」も7.4%と、全体の15%は1日4時間以上利用している状態だ。

「13歳以下はNG」のはずが…

年齢別のインターネット利用状況を見ると、SNSコミュニケーションは3歳で3.1%が利用しており、7歳で14.5%、9歳では34.4%、11歳で52.1%と半数を超える。利用規約で13歳以下は利用できないはずだが、実際は幼い子ども達でも自由に利用してしまっている。

10歳以上の小学生や中高生に至っては、インターネットの1日の平均利用時間は5時間27分に上る。動画利用率は9割以上、SNS利用率は77.4%だ。当然、依存状態となっている子どもも多い。