飛躍的に人を育てる「視点」とは

相手を褒める際は、今この瞬間だけで判断せずに、その人の「過去からの歩み」や「未来への可能性」を含めて、時間軸を動かして見ていくことが大切です。

すでに本書『できるリーダーはどこを「ほめる」のか?』でも「垂直承認」「未来褒め」として紹介してきましたが、過去や未来への視野と共に相手を観察することで、その成果がどんな背景から生まれたのか、この先どのような影響があるのかも見えてきます。

たとえば、何度もミスを重ねたメンバーがついに成功を収めたとき。「あの失敗があったからこそ、今回うまく対応できたんだね」と声をかければ、過去の失敗が「今の成果を作った材料」として再定義されます。