「あなたは資格予備校の経験豊富な講師です」

事例として、商業高校で簿記を学びはじめた私の息子にNotebookLMを使わせたことを紹介します。「何から勉強すればいいかわからない……」と悩む息子の姿を見て、まずはテキスト選びからはじめました。

先述したように「日商簿記3級 最短合格」「おすすめテキスト」「無料ツール」といったキーワードでウェブ検索をし、情報ソースをNotebookLMに入れます。「音声解説」機能と「マインドマップ」を活用し、簿記学習の全体像と攻略のポイントを、息子は短時間で直感的に理解することができました。

全体像を把握したら、次は具体的な学習プランの作成をAIに指示します。実際に使用したプロンプトがこちらです。

プロンプト例
あなたは資格予備校の経験豊富な講師です。
商業高校で簿記3級の勉強をはじめたばかりの生徒が、最短で合格するための学習計画を立てようとしています。
読み込んだ資料の内容のみをもとに、この生徒への具体的な学習プランを、
「①最重要攻略ポイント」
「②推奨教材とその使い方」
「③1か月の学習スケジュール案」
「④学習でつまずいた時の対処法」
の構成で作成してください。

回答がよかったら「メモに保存」を押して保管しましょう。このように、具体的な役割と出力形式を指示することで、AIは膨大な情報の中から個人に最適化された学習プランを瞬時に組み立ててくれます。

英語学習にも社内教育にも使える

この「あなた専任の学習コーチ」としてNotebookLMを利用するテクニックは、資格試験だけでなく、あらゆる「学び」の場面で応用できます。

ヨス、松山将三郎、染谷昌利『最速で仕事の進め方が激変する Google NotebookLM 徹底活用術』(日本実業出版社)

新入社員が会社のことを学べる「社内ルール・製品知識のQ&Aボット」を作成するのもいいでしょう。業務マニュアル、過去の研修資料、製品の仕様書などをソースにすれば、他の社員が教えなくても自分で学べるようになります。

私の息子の事例でも紹介したとおり、NotebookLMは学生とも非常に相性がいいです。大学の定期試験対策として、講義ノート、配付されたPDF資料、参考文献などをソースにし、試験範囲の要約や模擬問題を作成させて効率的に試験勉強を進められます。

TOEICや英検対策として、英語の文法解説サイト、単語リスト、YouTubeでの会話動画などで、自分のレベルにあった「自分だけ」のオリジナル単語帳や会話フレーズ集を作るのもおすすめです。今後、NotebookLMはあらゆる学習において、サポート役のスタンダードとなることでしょう。

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