自分のキャリア「細かく」棚卸しを

50代社員、60代社員は数十年のビジネスキャリアを持っています。もう一度、自分のキャリアを「細かく」棚卸ししてみましょう。

藤井薫『定年前後のキャリア戦略 データで読み解く60代社員のリアル』(中公新書ラクレ)
藤井薫『定年前後のキャリア戦略 データで読み解く60代社員のリアル』(中公新書ラクレ)

筆者のお勧めは、職種、製品サービス、市場(顧客、地域)の3軸での棚卸しです。

たとえば職種であれば、「人事」ではざっくりし過ぎています。採用なのか人材育成なのか、要員計画、異動配置、制度企画、人事評価、報酬管理、後継者計画、組織開発、それとも給与計算や福利厚生、ほかにも労使関係管理など、さまざまな機能があります。

また、採用であっても新卒なのかキャリア採用なのか。文系採用なのか技術系採用なのか、棚卸しのメッシュをできるだけ細かくするのです。製品サービス、市場についても同様です。そして、それらの組み合わせを考えてみてください。きっと自分ならではの専門性を定義できます。これまでとは異なる業界の企業でも、自分のこだわりの専門性を活かせる仕事が見つかるかもしれません。

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