仕事の合間にトイレで株を売買。休日は遊びにも行かずに分析に明け暮れる。そんな不健康な日常から解放してくれた「ほったらかし投資」で、資産2億円を築いた――。

トイレ・トレーダーの運命を変えた一冊の名著

給料のほとんどをスノーボードやバスフィッシング、飲み会などに使っていた1999年、26歳のときのことです。「その年齢で貯金もないの?」と女友だちにダメ男の烙印を押され、一念発起して投資を始めました。

最初に購入したのは、株。生来凝り性なこともあり、過去の値動きから売り時や買い時を見極めるチャート分析や、企業の財務データなどを基に株式の本来の価値を見極めるファンダメンタルズ分析を用いた投資に、あっという間に夢中になりました。

平日はPCの画面の端にポートフォリオ画面を表示させ、株価が急落するとトイレに駆け込んで携帯電話で売却する。そんなトイレ・トレーダーです。また週末は、ポートフォリオの前から一歩も動かずに分析に明け暮れました。

(構成=福光 恵)