一番もったいないのは機会を逃すこと
株価が大きく上昇したあと、国際問題から大きく下落するなど、株価の乱高下が続いている。
株高の時期、値動きが大きい時期に投資信託を買い始めるのは損だろうか。
横田氏はこう話す。
「株価が大きく動いている印象がありますが、それは日本株の話。実は米国株などには大きな動きは見られません」。したがって、オルカンや米国株に投資する投信などには、大きな影響は生じていないことになる。
状況をしっかり見極める、冷静になる、ということが重要といえる。
では、実際に株価が大幅に上昇している、あるいは乱高下している場合はどうするか。
「そもそも現時点の株価が高値水準かそうでないかは、時間が経ってみないとわかりません。仮に、長期で年平均5%のリターンが見込める資産に、20%高い水準で投資した場合について考えてみましょう。高値で買ったことで、20年間のリターンは1%削られ、年4%になります。1%を小さいとはいいませんが、それより大きいのは投資を始めないこと。年4%のリターンを得られず、機会損失することになります。投資しないほうがダメージは大きいと考えられるのです」(横田氏)
値動きが大きいときこそすぐに始めよう
投資は長期になるほど、リスクが低減される。投資を手控えることで運用できる期間が短くなり、時間という味方を手放すことになる。
「今は買い時ではないなどと考えていたら、人生が終わってしまう。3000万円を投資するなら、月25万円ずつ、5年で投資するなどの方法をとることで、高値摑みを避けるといいでしょう」(同)
篠田氏は、「心理的には手を出しにくいと思いますが」と前置きしたうえで、「値動きが大きいときこそ、時間分散の重要性が増す。つみたて投資枠なら相場を気にせず、淡々と投資を続けることができます。成長投資枠においても、少額ずつ、時期を分けて、淡々と投資すればいい」と話す。
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