申告漏れの「目利き」としてのAI

では、AIは税務調査の現場で具体的に何をしているのでしょうか。

誤解されがちですが、AIが直接税務調査の判定を下しているわけではありません。

国税庁の公表資料によれば、過去の申告漏れ事例を機械学習させた予測モデルを使って、「調査必要度の高い」納税者を抽出するのがAIの仕事です。抽出されたリストを見て、実際に調査に着手するかどうかを最終的に判断するのは人間の調査官です。