長男と交わした不思議な会話

9月26日。

八雲は西洋でもない日本でもない、とても遠い所へ旅した夢を見ました。不思議な夢だったそうです。日本に来るまでに「ゴースト」という随筆を書いたことを八雲は思い返します。

そこには、生まれ故郷から漂泊の旅にでたことのないひとは、一生、ゴーストのことを知らずに過ごすけれど、漂泊の旅人はそれをじゅうぶんに知り尽くしている、とつづっていました。地球半周をめぐるゴーストと出会う旅の人生を、反芻はんすうしたような気がしたのでしょう。ひとり夢の余韻に浸っていました。