SAPIXに入塾待ち100人という話も

特に受験熱が高い港区や文京区、中央区などではクラスの半数以上が中学受験に挑み、全体の約4割が私立中学に進学するという小学校も珍しくありません。こうした受験熱の高まりは首都圏に限った話ではなく、関西や中部地方でも受験者数増加の兆しがあります。このブームは今後全国に波及していく可能性も十分考えられるでしょう。

大手中学受験塾・四谷大塚の公表では、小学生や幼稚園児・保育園児が対象の「全国統一小学生テスト」の受験者数は今も増加傾向にあります。特に小学校低学年生が多く受験していることから、今後も中学受験者は増えると予想されます。

国内の少子化は激しく進行していますが、「東京都」に限ってみると、近隣県からのファミリー層の流入も多いことから、少子化の進行速度は緩やかです。都心の中学受験熱も、これから10年程度は続いてもおかしくないでしょう。