幼児期の前兆7選

口腔機能発達不全症の症状は、中学生になってから突然に現れるものではありません。幼児の頃から必ず兆候があります。ご家庭で簡単にできるセルフチェックをご紹介します。

【口腔機能発達不全症チェックリスト】

① 風船やシャボン玉を力強く膨らませられない
(唇をすぼめる力不足=口唇閉鎖不全)

② テレビを見ている時、常に口が開いている
(お口ポカン=安静時口開)

③ 硬いもの(お肉や根菜)を避け、柔らかいものを好む
(食べる力不足=咀嚼不全)

④ 食事中に水や汁物をよく飲む
(唾液が少なく飲み込む力が弱い=嚥下異常)

⑤ 食べ物を噛んでいる時に「クチャクチャ」音がする
(いわゆる“クチャラー”=咀嚼音異常)

⑥ 発音が不明瞭で、特に「サ行」や「ラ行」が苦手
(舌足らず=構音障害)

⑦ 朝起きた時、喉を痛がる
(就寝中のお口ポカン=口呼吸)


【判定】
0項目:正常
1項目:経過観察(半年後に再チェック)
2〜3項目:疾患と診断(歯科医院受診)
4項目〜:中等度以上の発達不全の可能性(専門医受診)

7項目の中で特に注目して欲しいのは、①の「風船」です。

風船を膨らませるには、鼻呼吸で吸い込んだ息を、風船と唇で密着して一気に吐き出すことになります。これができない子供は、口腔周囲筋の発達が不十分な可能性が高いです。