「お通夜のような会議」が「活発な会議」に

私が研修でよく紹介する代案が、

「最初に私が意見を言います。そこにツッコミをください」

という言い方です。

このひと言には、いくつかの工夫が含まれています。

・ まず発言するリスクは自分(上司)が引き受ける
・ 「ゼロから意見を出す」ではなく、「出された意見にツッコミをする」という明確な役割を示す
・ 「正解を言う」必要はなく、「疑問や補足を伝えればいい」とハードルを下げる
・ 「安全に話していいんだ」と感じられるように、言葉で土台をつくる
占部正尚『心に火をつけるひと言 行動を生み出すペップトーク3つの物語』(ワニブックス)
占部正尚『心に火をつけるひと言 行動を生み出すペップトーク3つの物語』(ワニブックス)

他にも、

「A案とB案、どちらに近い感覚かだけ教えて」
「今の説明で、分かりにくかったところをひとつだけ挙げてくれる?」

といったように、「何でもいい」ではなく、「何を言えばいいか」を具体的に指定すると、発言しやすい場が生まれます。

職場でのペップトークは、「叱らないこと」ではなく、「動きやすい環境を言葉でつくること」です。プレッシャーをかけるひと言を、行動が明確になるひと言に変える。これだけでも、チームの空気と成果は大きく変わっていきます。

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