脳コンディショニングに最適な「発見ノート」

50歳になって聴く音楽というのは、最近流行っている音楽ではありません。若い頃に親しんだ音楽を再び聴いて、その頃を思い出し、懐かしさに浸っているわけです。新しい情報のプールがリフレッシュされていないため、昔の音楽を聴くのです。

加藤俊徳『脳は右から若返る』(大和書房)
加藤俊徳『脳は右から若返る』(大和書房)

しかし、それでいいこともあります。

たとえば、同じ音楽を聴いていた同世代の人も同じように老化していますから、話がはずみます。また、今は老人になったアーティストの姿に、若かりし頃の姿が重なって記憶を刺激されるでしょう。こうしたことは、50歳をすぎるまでなかった感覚です。

ところが、「毎日が発見」をモットーに生きている私のような人間は、それが続くと新鮮な気持ちで毎日をすごせなくなります。毎日書いているノートを見て新しい発見をしていない日が続くと、退屈になるのです。

私はこのノートを「発見ノート」と呼んでいます。

日々、一生懸命働いてはいても、自分のなかの少しの進歩、何が前進したのかは「発見ノート」があるからわかります。そのため、発見ノートは私の脳コンディショニングに欠かせないグッズです。

50歳がターニングポイントだというのは、大概その年齢にもなるとなんでも見たり聞いたりして知っている気になり、新しいものに対する感性が鈍化してしまいメリハリのない生活になるからでもあります。

50歳をすぎてからこそ、常に新しい物事に気づくよう心がけることも、脳コンディショニングになるのです。

※「脳番地」(登録第5056139 /第5264859)は脳の学校(登録4979714)の登録商標です。

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