発酵食品の「量」よりも「数」が大事
腸内環境を良くするには、善玉菌が豊富な発酵食品を補給することが大切だ。だからといって、同じ味噌やヨーグルトだけを食べても、高い効果は得られない。
良好な腸内環境を保っている人は、数種類の発酵食品をよく食べているものだ。
腸内環境に関連する菌は、まさに千差万別。発酵食品についても、少し材料や製造方法が違うだけで、異なる菌が含まれていることが多い。どういった種類の菌が、自分の腸内の善玉菌と相性がいいのか、実際にはなかなかわからない。日ごろから、いろいろな発酵食品を食べるようにしよう。
例えば日本の代表的な発酵食品、味噌にも米・麦・豆の3タイプがあり、生産地もさまざま。好みがあるだろうが、ずっと同じ味噌を使わないで、ときどきは違う商品を買うのがおすすめだ。
自家製ぬか漬けで腸内環境は安泰
発酵食品といえば、真っ先にヨーグルトを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし、菌を生きたまま腸に届けるという点では、ぬか漬けや味噌、キムチなどのほうが効果が高い。
植物性の乳酸菌がそのまま腸まで届くことが多い一方で、動物性の乳酸菌は胃酸に弱く、腸に届くまでに多くが死んでしまうからだ。
この意味から、家にぬか床がある人の腸内環境は安泰だ。さまざまな野菜の自家製ぬか漬けを毎日のように食べていると、良い腸内環境をキープできないはずがない。
ぬか漬けで得られる乳酸菌は、昔から食生活に取り入れられているものだから、日本人の体との相性もいい。乳酸菌が多くついているのは、漬物の表面。水でしっかり洗うと流れてしまうので、ぬかを軽く洗い流してから食べるといい。

