高温調理済みの加工品は最悪

現代人になくてはならない電子レンジですが、使える容器として「140度以上の耐熱性」が要件になっています。つまり、そのくらいの温度になるということです。

たとえば、点心のようなものを温め直すときには、電子レンジよりも蒸し器を使ったほうが温度は低く抑えられるはずです。それでも、先ほどの表に示したように、焼いたり揚げたりするよりは電子レンジのほうがAGEの量を抑えることができます。

なお、加工品はすでにどこかの段階で熱処理され、そもそもAGEが多くなっています。それをさらに高温調理すれば、AGEの塊と化します。たとえば、フランクフルトのバーベキューは最悪です。

ファストフード店のフライドポテトや、コンビニのフライドチキンなども、非常にAGEが多いうえに、アクリルアミドという発がん物質が含まれています。また、使っている油脂に体に悪いトランス脂肪酸が多く含まれるのでNGです。

野菜に含まれる「ファイトケミカル」の効果

習慣 ファイトケミカルの力を借りる

「もっと野菜を食べなさい」

子どものころ、親から盛んに言われた記憶が、きっとあなたにもあるでしょう。それどころか、いまだに医者からそんな指導を受けている大人もいます。それだけ野菜嫌いの人が多いということでしょう。そして、そう言われるだけ野菜は「食べる価値」があるものなのです。

もちろん、ビタミンやミネラルなど、以前から知られている大事な栄養素を多く含むという面でも野菜は優れています。

それに加えて、近年、野菜に含まれる栄養素で非常に素晴らしいことがわかってきたのが「ファイトケミカル」です。

ファイトケミカル表

野菜のような植物は、動物のように移動ができないため、外敵の攻撃から逃げられません。それでも命をつなげるようにと強力な抗酸化物質を持っています。

その抗酸化物質がファイトケミカルです。野菜を食べることで、私たちもそのファイトケミカルを摂り入れることができるのです。

ファイトケミカルには、ポリフェノール、イソフラボン、アントシアニン、リコピン、クロロフィル……など、いくつかの種類があり、どれも私たちの老化防止に役立ってくれます。

先の表にあるように、食材の「色」によって含まれる主なファイトケミカルの種類が推測できます。限られた種類の野菜を食べるのではなく、旬のもの、そのときに安く手に入るものなどでいいので、なるべく多くの色の野菜を食べるようにすると、さまざまなファイトケミカルの恩恵にあずかれます。