14時間30分のバス旅、車内設備は…
日本最長の高速バスとして有名な「博多号」で東京-博多間が大体14時間なので、それと同じかそれ以上の所要時間です。格安LCCバスなので日本の長距離線に投入されている豪華な3列ゆったりシートのような席はなく、4列普通席しかありません。
ただ、日本のよりも大型で外国人規格で設計されているので席自体の感覚は日本のバスより少し広い気がします。あと、トイレやWi-Fi、USBは標準で装備されているのは救いです。フリックスバスのアプリで簡単にキーウ行きのチケットをクレカで購入できました。
乗車して驚いたことがありました。なんと車内のフリーWi-Fiが爆速です。大体、バスのWi-Fiなんかはほぼ使いものにならないことが多いので驚きました。調べたところ、ウクライナ支援の一環でイーロンマスクが衛星Wi-Fiのスターリンクを無償で提供しているらしいのです。まさかウクライナ行きの格安バスでスターリンクが使えるとは知らなかったので少しテンションが上がりました。
戦争中こそネット回線の維持が生命線でもあるわけで、そこに目をつけて提供しているイーロンマスクの戦略には感心しました。
ウクライナへの入国審査はあっさり終了
バスは順調に発車し、モルドバ国内を走ります。モルドバ国内を走行中、街灯が非常に少なく真っ暗な場所が多いことに気づきました。ヨーロッパ最貧国と呼ばれることから電力事情も厳しいのかもしれないです。
さらに道の舗装があまり良い状態ではなく、所々でアスファルトが剥がれていたり、穴が開いていたりして、バスが揺れに揺れまくっています。中心部から離れると商店すらほとんどない状態でたまにガソリンスタンドがある程度です。
2時間ほど走り、モルドバとウクライナ国境に到着しました。国境のゲートの前で一旦トイレ休憩タイムがあり、その後バスの車内でモルドバの警察官によるパスポートチェックがありました。パスポートは回収され待機します。
しばらくするとバスは動き出して国境ゲートを通過し、そこで1時間くらい車内でさらに待機になりました。そしてウクライナ兵がバスに乗り込んできてパスポートの返却がありイミグレーションは終わりました。すでにモルドバ出国のスタンプとウクライナ入国のスタンプが押されており案外あっさりと手続きが終わってしまい拍子抜けしました。

