「固定と変動」選ぶ基準とは
そして、変動金利は日銀の金融政策を受けて動きますが、金利の変動は日本経済のさまざまなところに影響がおよぶため、一気に数パーセントも上がることはありません。基本的には0.2%前後の変動にとどまり、変動金利の返済額におよぶ影響は限定的です。
さらに付け加えるならば、インフレは永遠に続くものではなく、デフレとのサイクルを繰り返すため、利上げによって物価上昇が抑制されると、次は利下げに転ずる可能性も十分に考えられます。
私が以前インタビューさせていただいた住宅ローンアナリストの塩澤崇氏は、こうした金利のメカニズムに基づくシミュレーションを行い、「『8.5%の高金利が住宅ローン返済中に3回も来る』といった極端な状況になって初めて変動金利が固定金利を上回る」「住宅ローン返済中にバブル並みの好景気がやってくると思うなら固定金利にしてください。そうでなければ変動金利が有利です」と話していました。
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