政策に「根本的な矛盾」
8月、中国のある弁護士がこのプロジェクトに関する政府情報の開示を求めた申請者の文書を微信でシェア。だが中国生態環境省はこの要求(と環境影響アセスメントの開示要求)を「国家機密」に関わるとして拒否した。
この世紀のプロジェクト「メトク・ダム」は年間発電量3000億キロワット時と三峡ダムの約3倍、立地は生態学的に脆弱で政治的にも中国とインドの係争地域から約50キロしか離れていない。
ヤルツァンポ川はここでUターンしてヒマラヤ山脈を横切り、南下してインドの平原に入ってブラマプトラ川となり、バングラデシュでジャムナ川と名を変えて最後はベンガル湾に注ぐ。
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当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら


