※本稿は、大平信孝、大平朝子『すぐやる人の小さな習慣』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
「いま」を楽しむことで「理想の朝」を手にする
誰だって、イライラ・モヤモヤしたり、時間に追われたりせずに、気分よく朝をスタートさせたいもの。でも現実は、寝不足だったり、二日酔いだったり、体調がすぐれなかったり、寝坊したり、子どもに手がかかったり、仕事の締め切りに追われていたりで、理想通りにすごせないことが多いのではないでしょうか。
「明日こそは」「一段落したら」「時間があれば」……、という条件つきで理想通りの朝をすごしたいと思う方も少なくないはずです。でも、条件が整う「いつか」を待っていても、理想の朝は永遠にやってきません。
なぜなら、「いつか」は永遠にこないからです。私たちには常に「いま」しかないのです。だから、理想の朝をすごしたいなら、「いま」実践しましょう。
そこで、あわただしい中で、「いま」気分よく朝をスタートさせることができるための小さな習慣をご紹介します。
それは、朝の「ドリンクタイム」。
1杯のお気に入りのドリンクを飲む間だけ、すべてのことをいったん脇に置いて、自分の「理想の朝」をすごしてみるのです。
朝は、1日で一番忙しい時間かもしれませんが、「自分のためだけに使う」時間を、あえて確保する。
「まず、自分を満たす」ことで、気持ちに余裕が生まれ、自分を心地よい状態に保つことができます。1日の「入」の時間に気分よくすごすことができれば、日中何が起こっても、短時間でグッドコンディションに戻すことができます。
というのも、私たちは、気分がいいときは物事のプラスの面が見えやすくなり、気分が悪いときは物事のマイナスの面が見えやすくなります。これを、心理学用語では、「気分一致効果」といいます。
つまり、1日の「入」の時間に心地よい状態になると、ポジティブな発想になるので、物事や人に対して柔軟に対応することができるのです。

