その薬の知識、最新情報に追いついていないかも。正しい薬の選び方を現役薬剤師に聞いた。

多剤服用以外にもある危ない薬の飲み方

高齢になると、ひとりの患者が複数の持病を抱えることが珍しくなくなり、それに伴って服用する薬の種類も増加します。中には1人で10種類以上の薬を飲んでいるケースも。

しかし、どの薬にも相互作用があるため、飲み合わせによっては効果が打ち消されたり、逆に作用が強まったりして健康を損なうこともあります。医学的にも、服用する薬が6種類を超えると副作用のリスクが一気に高まることが知られています。

ただ、「薬が多いなら減らせばいい」という単純な話ではありません。医師と患者の間にはギャップが生じがちです。それでも体の安全を考えるなら、不要な薬は減らすのが重要であり、本来ならばそれが薬剤師の役割です。