悠仁さまの「成人式」を天も祝福していた
9月6日、「成人式」を恙なく終えた秋篠宮悠仁さん(19)は成年皇族としての第一歩を歩み出した。
NHKは30分にわたり特番を組み、めったに見られない奈良時代から続く厳かな式典を生中継した。
前日からの大雨が止んで青空が広がり、成年皇族の誕生を祝福しているかのような清々しい空気の中で儀式は進んだ。
「加冠の儀」の後、伝統的な装束から一転、燕尾服に着替えた悠仁さんが両陛下に感恩の辞を述べる「朝見の儀」では、「本日の成年式にあたり、冠を賜り、天皇、皇后両陛下のご臨席の下、成年式を終えることができましたことに、深く感謝申し上げます。成年皇族としての責務の重さを自覚し、さらに勉学にいそしむとともに経験を積み、これまで賜りましたご恩にお報い申し上げたく存じます。ここにお礼を申し上げます」と述べた。
雅子皇后からは直接、「これからもお体を大切にされ、どうぞお元気に、さまざまな経験を積まれますよう、お祈りしております」という祝福の言葉をいただいた。
夜の祝宴は帝国ホテルで行われた。事前の報道通り、愛子さんは「加冠の儀」に出席した後、新潟での公務のため東京駅へ向かったため、画竜点睛を欠く式ではあったが、成年皇族としての第一歩をしるされた悠仁さんのこれからを祝福するのに十分な晴れやかな宴であった。
だが、成人式を無事終え、幼さがまだ残る悠仁さんの初々しい成年皇族誕生に、日本中が熱烈歓迎し、これまで何かと世間からの逆風が吹いていた秋篠宮家への風向きが変わるのではないかと期待していたが、どうもそうはならないようである。

