インドネシア人からの抗議コメントが殺到
このアプリは「出会い系」の目的でも使用されることがある。本来、韓国人男性とインドネシア人女性の私的なやり取りであったと見られる。
だが、インドネシア人女性が動画をネット上にアップロードし、SNSを中心にインドネシア世論が沸騰した。
韓国人男性のインスタグラムアカウントには、インドネシア人からの抗議コメントが殺到。インドネシア国内の各メディアも「韓国人がインドネシア人に持つ差別感情」という文脈でこぞって大きく取り上げた。
その後、韓国人男性は自身のアカウントで謝罪。本人のものと思われるアカウントには「Stop bulling me. I love Indonesia.(私をいじめるのはやめてください。私はインドネシアを愛しています)」と言うコメントのみがアップロードされ、事実上停止に追い込まれている。
韓国人男性が悪いと決めつけることはできない
やり取りは英語で行われており、韓国人男性もインドネシア人女性も英語のネイティブスピーカーではない。韓国人男性の差別発言が語学力の不足によるものであった可能性や、そもそも「売り言葉に買い言葉」だった可能性なども否めず、一概に韓国人男性が悪いと決めつけることはできない。
ただ、いまはネット時代であり、ビデオチャットアプリでの会話は簡単に録画されネット上に流通する。韓国人が男性がそのことを知らなかったはずはない。
なのに、相手を挑発するような物言いをしたことは、どこか確信犯的に見えるため、「人種差別発言だ」と反発されても仕方ないだろう。