日常生活からカフェインを抜きさる
みなさんは毎朝、コーヒーや栄養ドリンクを飲んでいませんか? 頭をスッキリさせるためにこれらを習慣化している方も多いと思います。しかしビジネスパーソンが自律神経を乱す原因の一つが、実はこれらの飲み物に含まれているカフェインなのです。
カフェインには交感神経を優位に働かせる力があります。交感神経の働きによって覚醒効果が生じ、頭をスッキリさせるわけですが、交感神経が優位になることは同時に、自律神経の乱れにつながります。
ですから、慢性的な疲れやだるさといった自律神経失調の症状が出ている方は、カフェインを含む飲み物を摂ることをやめましょう。
コーヒーや栄養ドリンクを飲むことで目を覚ましている方、体をスッキリさせている方は、カフェインの覚醒作用によって体を無理やり動かしている状態なのです。
また、やめる時は完全にやめることが大切です。カフェインは常習性があるため、中途半端に飲んでいると、なかなかやめられません。
カフェインを含む飲み物は、コーヒー、栄養ドリンク、紅茶、緑茶、コーラ、ココアなどです。
最近ではカフェインレスのコーヒーなどもありますので、カフェインを含まない飲み物に変えていきましょう。
ビジネスパーソンの生活に深く根付いているカフェイン類を断つことはたいへん難しいことのように思えるかもしれません。
しかし、日常生活の中で口にする飲み物にカフェインが入っているかどうかを少し考えるだけで体調はずいぶん変わっていきます。ぜひ、実践してみてください。