小泉進次郎氏の後ろ盾は菅氏

小泉進次郎元環境相は神奈川県連会長として、県内の支部長任命者に対し誓約書に署名させるなど、統一教会問題への取り組みはしている。

一方、小泉氏の後ろ盾である菅義偉元首相は、統一教会と深い関係にあるという疑惑が指摘されている。

菅氏との関係性から、小泉氏が後ろ向きの対応をする可能性がないとは言えない。

9月6日の出馬会見で直接小泉氏に質した。

「兵庫県知事による公益通報への対応が問題となっているが、総裁として内部通報に対して調査・検証するなど真摯しんしに対応するか。これまで神奈川県連会長として対応してきたか。小泉進次郎氏の後ろ盾とされる菅前首相に統一教会との関係が指摘されている。そのような中で総理総裁として統一教会へ厳しい姿勢で臨むことができるのか?」

小泉氏も関係断絶を明言

小泉氏の回答は以下だ。

「今、鈴木エイトさんからは私が神奈川県連の会長という立場でやってきたこと、宣誓書を改めて書いてもらうとかそういったことについてすでにご理解いただいてる上でのご質問だと思います。そこの取り組みを何ら緩めることはありません。

そして今、菅(前)総理の話も出ましたけども、それはご本人にお尋ねいただきたいと思います。私としても今まで旧統一教会との関係はありません。そしてこれから自民党としても旧統一教会との関係を断って自民党を新しい形に作り直していきたいと考えています」

このように小泉氏は統一教会との関係断絶を明言している。

写真=iStock.com/ImpaKPro
小泉氏も関係断絶を明言(※写真はイメージです)