億円単位のファンドなら分散投資の限界を気にしなくていい

投資信託の最大のメリットの1つは、その規模だろう。ファンドの総額が10億円は最低限に近く、100億円以上を目指すのが普通である。この規模は、普通の個人の資産額を大きく超えている。

ファンドの規模が大きいことはいくつかのメリットをもたらす。考えられる点を図表2にまとめておいた。

【図表】ファンドの規模のメリット
出典=『個別株の教科書

1つは、得られる情報量が増えることと、その情報に基づく分析の質の向上である。一人の個人として可能な情報収集、分析などの範囲には限度がある。それを組織として行えば、多種多様なデータを集められ、分析できる。