米国株も大暴落リスク大、買うなら慎重に
株式はインフレに強い資産として知られています。物価が上がると、企業が販売する商品やサービスの価格も上がります。その分、企業は儲けやすくなります。企業の業績が良くなれば、それを反映して、株価が上昇しやすくなるのです。その意味で、株式はインフレに強いのです。今後のインフレに備えて、米国株を買うのは悪くないと思います。米国株はずいぶん上がってしまいましたが、まだ上昇する余地は残っていると考えられます。
ただし、どこかで日本のバブル崩壊時のような暴落が訪れる可能性が高いです。詳しくは後述しますが、今後もアメリカが量的引き締めを続けるであろうことを考えると、しばらくは上昇してもどこかで暴落するリスクがあるのです。上昇が終わる最後まで利益を得たいと考えるのであれば、自分の哲学に応じて、いつでも撤退できるようにしながら、こわごわと買ってください。日本のバブルが崩壊する前、多くの日本人は「日経平均は8万円まで行く」「いや、10万円だ」と言っていました。いまの米国株では、そうならない冷静さが重要です。
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